2025.06.23ツアーレポート
三島由紀夫『美しい星』と天覧山

三神ファミリーで埼玉県は飯能市にある「天覧山」へ。天覧山は「地球の歩き方 ムーJAPAN」に小さく掲載されています。
地名が「天を覧(み)る」と書くその名の通り、天覧山は地理的には小さな山でありながら、眺望が開けた“空の扉”のような場所。
『美しい星』では、登場人物たちが「自分は金星人・火星人・水星人である」と目覚め、地球人としての矛盾や愚かさと向き合いながら、宇宙的視点から世界を見つめなおす物語。天覧山が舞台になっているのは偶然ではなく、地球人の意識が、星の記憶を思い出す場」なのだと思います。
三島由紀夫は非常に理知的で現実主義的な面と、一方で極めて神秘的・形而上的な感性を持ち合わせた人物だったと思う。これは三神氏と共通するところ、現代に三島が生きていればムー的と言われていたかも。
この日、素人の域を全然超えた家庭菜園で、とれたての「色とりどりのプチトマト」を家族のために持ってきてくれました。
山から降り素敵なレストラン(発酵食)で夕食タイム。
三神ファミリーのご感想
先日の飯能イベント、とても楽しかったです。おそらくちょうどその日の朝に、イスラエルがイランの核施設を爆撃したニュースを見て出掛けた気がします。なぜ、三島由紀夫は当時文壇から異端視されても、なお「美しい星」に力を注いだのか?三島由紀夫の本意を突くまでには未熟な私ですが、こうして日々、どこかの国で実際に、そして水面下で戦争はふつふつと始まっている。いつ、どうなるか分からない今のご時勢。日本だけでなく世界の未来への警鐘のメッセージ。何度も読み返したい作品です。今、三島由紀夫が生きていてくれて、腐敗政治のど真ん中で大暴れして欲しかったです。
三神産トマトの味を思い出してはニヤニヤする毎日です。みんなでAさんを介助して登った山頂。三神ツアーメンバーの団結心・優しさ気づかいに改めて感動しました。山の登り口でコジュケイが「チョットコイチョットコイ」とずっと鳴いていましたね。あれは三島由紀夫からの歓迎の合図だったのかなと、ムー民らしく考えています。
2025年後半期の予定
9月28日 お誕生会
11月14日〜16日 ミステリーツアー
